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 世界文学の読み方 


ここでは難しい世界文学を読みこなすには、どのような工夫をすればいいか、考えてみました。世界文学以外の本を読む時にも、参考になると思います。

 人物関係をはっきりする
inuまず大事なことは、人物関係をしっかり把握することだと思うよ。外国の作品の登場人物は、もちろん外国の人の名前で、これがなかなか覚えにくいんだよね。途中で誰が誰だか、わからなくなっちゃう。日本の文学でも時々、名字で呼んだり、名前で呼んだり、あだ名で呼んだりして、混乱することがあるけど、慣れてるから、そんなに問題はないと思う。だから、このサイトでは各世界文学作品の人物相関図と簡単な登場人物紹介をしているよ。参考にしてね。

 作品の舞台を知る
nekoその作品の舞台(国)がどこであるか、知っておくことは、とっても大事だと思う。フランス文学であっても、その話の舞台がフランスとは限らないから、その作品がどこを舞台にして描かれているのか、しっかり把握してね。フランス文学であっても、イギリスだったりロシアだったりするし、また一つの作品の中でも舞台が世界中に広まることもあるし、海の中っていうこともあるよ。

また、世界文学はいろんな地名が出てくるから、地図帳を開いて(学校で配られるよね)調べるようにしたら、よりいいかも。そうすると、なんだか自分の視野が広まったような気がするよ。まるで世界中を旅行しているような気分にもなるし、そこに自分がいるような錯角にも陥るよ。

 後書きから先に読む
inu読もうと思う作品が、だいたいどんな話であるのかが、わかっていると、かなり読みやすいと思うよ。お勧めは、その作品の後書きから読んでみること。始めに、話の内容がなんとなくわかっていると、かなり読みやすいよ。これって、ネタ晴れになっちゃうんだけど、この際、仕方がないよね。世界文学の場合、たとえ話の内容(結末)がわかっていても、それ以上に、話の途中に出て来る作者の意見や、主人公の絶妙な心の移り変わりの描写、作品の舞台の景色の描写なんかが、ともて大事だから、ネタ晴れでも大丈夫だよね。

 短い作品から読んでみる
neko読みやすそうな短編小説作品に挑戦してみたらどうかな?まずは、翻訳本に慣れることも大事だしね。お勧め短編は『異邦人』(カミュ)、『変身』(カフカ)、『若きウェルテルの悩み』(ゲーテ)、『クリスマスカロル』(ディケンズ)、『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル)なんかだよ。この他にもたくさん短編小説はあるから、本屋さんで探してみてね。青空文庫でも紹介しているよ。

 作品のおおまかな構成をしっておく
inu作品のおおまかな構成を知っておくと、かなり読みやすいと思うよ。世界文学作品って目次がないから、なんとなく物語全体が把握しにくいんだよね。このサイトでは各作品のおおまかな構成を紹介しているよ。

 本は自分で買う
neko自分のお金で、世界文学を買ってみよう。途中で止めるのはもったないと思うから、最後まで読み通せるかも。とにかく、まずは読むっていうことが大事だから、頑張ってね。あと、本は精神の財産だから、自分で持ってる方が絶対いいと思うよ。たとえ読めなくても、この次に読めるかもしれないしね。

 付箋に感想などを書く(汚したくない時)
inu世界文学って、読んでいる途中で、それまで読んだことを忘れちゃうんだよね。やっぱり難しいし。だから、区切りのいいところで、付箋に感想なんかを書いて、はさんでおくと、あとあと楽かも。長篇小説なんか、途中で挫折することが多いけど、これってやっぱり前に読んだことを忘れちゃうからなんだと思う。あと分からない言葉や、目新しい言葉なんかも付箋にしるしておくと、いいと思うよ。世界文学は外国語を日本語に訳しているから、目新しい言葉もたくさんあるから、勉強になるよ。

 古本を買う(汚したいなら)
neko汚してもいい安い古本を買って、読むのはどうかな?わからなかった箇所のページの端を折るために、古本を買うんだ(付箋でもいいけど、めんどくさい)。こうしておくと、後で読み直した時に、前にわからなかった箇所を発見して、じっくり読み直し、今度はわかったなんていう新しい喜びもあったりするよ。また時間がある時は感動した所に線をひっぱたり、感想を書き添えたりすると、世界文学がどんどん身近に感じられるようになると思うよ。

 友達と競争する
inu友達と競争して読むのもいい方法だよ。速さや量を競うんじゃなくて、どれだけ深く読めたかっていうことを比べあった方が、価値があるよ。それに、自分がわからなかった箇所は、友達にはわかった、なんてこともあると思うし。お互いに切磋琢磨しながら、読んでね。

 世界史を勉強する
neko世界文学はその時代とその国の文化を強く繁栄しているから、世界史はちゃんと勉強しておいた方がいいよ。そうすれば、自分の読み方がもっと深まると思う。世界文学はその国の文化や思想を強く反影してるから、学校でしっかり勉強してね。試験でいい点もとれるし、作品の印象もより深くなるから、一石二鳥だよ。

 作者について学ぶ
inu作者についても学ぶと、作品がもっとおもしろく感じられるよ(ほとんどの作品の後書きには作者について言及しているよ)。ユゴーが、亡命中に『レ・ミゼラブル』を書いたなんてことを知ってると、もっとこの作品に共感できるんじゃないかな?ゲーテなんか、恋人がたくさんいたみたいだよ。作者のことを少しでも知ってると、作品に対する印象がかなりかわるかも。

 図書館を利用する
neko図書館を利用するのもいいね。なんていってもただだからね。自分の精神の財産がただなんて、これは絶対に利用しなきゃ。それに、図書館で、ファッション雑誌をめくってたりする人の隣で、世界文学を広げて読むなんて、ちょっとかっこよくない?そういえば、昔は図書カードがあって、難しい世界文学の本の図書カードに自分の名前がポツンってあったりなんかすると、ちょっと嬉しかったりしたけど、今はどうなのかな?図書カードなんて、なくなっちゃったのかな?図書カードっていえば、日本の映画の中に、たびたび登場するね。僕の知っているのは、『Love Letter』(岩井俊二監督)と、『耳をすませば』(宮崎駆監督)だよ。どちらの映画も、図書カードが非常に印象的な形で、用いられているから、機会があったら、見てね。あと、ドリームズ・カム・トュルーの「眼鏡越しの空」っていう歌にも、図書カードが出てくるよ。

でも、やっぱり本は手元にあったほうがいいから、買ったほうがいいと思うよ。

 ブックカバーや栞を自分で作る
inuブックカバーや栞を自分で作ってみたら、どうかな?僕はインターネットで自分の好きな作家の写真や絵をダウンロードして、B4の大きさの紙に印刷して使ってるよ。背表紙にタイトルを入れたりもしてるから、読み終わった後でもそのまま本棚に入れられるし、それに汚れないしね。また友達に貸してあげる時なんか、けっこう自慢できるよ。

 本に香水をたらす
neko栞に世界文学作品にあった香水をたらしてみてもいいかも。アロマ効果が期待できるかな?リラックスして読書ができると思うよ。最近は100円ショップなんかでも、香りの元が売ってるから、それを使ってもいいと思うよ。『赤毛のアン』にラベンダーの香りなんて、最高の組み合わせだと思うよ。

 短い感想を書く
inu読了後に超短い感想文を書いてみよう。ノートに一行とか。こうしておくだけでも、作 品の内容を後々まで覚えていられるよ。感想でなくても、ただどういう話しだったとか、話しの結末を記すだけでも十分だと思うよ。

あと、出版社がただでくれる、キャンペーン用の小冊子(夏休みとか、冬休み辺りになると、本屋さんに並ぶよね)や、本の目録を本屋でもらってきて、自分なりの感想を、書き加えるのもいい方法だと思うよ。この小冊子、世界文学の紹介もあるんだけど、なんだかいまいち内容が汲み取れないんだよね。自分の言葉で書いておくと、もっと作品の内容がはっきりすると思うよ。角川文庫の『角川文庫 解説目録』なんて、それにもってこいだね。ところで、キャンペーン用の文庫小冊子って、本当にいいと思うよ。カラー刷りだし、それに本を読んでみたいって思わせる構成が最高!僕は各出版社のそういった小冊子を集めてるんだけど、暇な時はいつも眺めてるよ。

インターネットから、よくある書籍リストをダウンロードして、 印刷して、その書籍リストのあいているところに、短い感想を感想をかくのもいいかも。

 登場人物に手紙を書く
neko時間がある時は、登場人物の誰々にって手紙風に書いてみたらどうかな?こうして書くと、すらすら筆が動くよ。別に郵送するわけじゃないけど、その作品にあったお気に入りの便箋に書いて、封筒に入れて保存したりすると、自分の知識とか思想が蓄積されていくようで、楽しいよ。

 手紙や電子メールに引用する
inu世界文学作品の中で、自分が気に入った箇所や感動した部分なんかを電子メールや手紙に書いたりすると、文章が知的になるし、それに後になっても、自分の読んだ本の内容をよく覚えてたりするよ。世界文学は人生の教訓になるようなことや、友人を励ましたりするのにもってこいの素敵な言葉がたくさん出てくるよ。このサイトでも、世界文学からの言葉を紹介してるから、参考にしてね。

 最後に
nekoみんなも読破にあたってのいい考えがあったら、メールで教えてね。なぜ、読書が必要なのかという明確で、大変わかりやすい解答が『池田大作全集 57巻』の「読書は『内なる宇宙』への旅」に書かれているから、是非読んでみてね。




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